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グリーンビレッジ日記

徒長防止とカルシウム欠乏対策

2022年8月30日


昨今のイチゴ栽培における育苗時期の高温が問題で適切な潅水が難しく、徒長やチップバーンなどカルシウム欠乏が多発しています

そんなときには当社の葉力を!!の前に原因について考えてみましょう

① 根腐れや乾燥(水分コントロールは適正か?)

土壌の水分量が多くなってくると土壌の酸素量が減少して作物が呼吸できなくなってしまい根腐れを引き起こしてしまします。

また潅水量が少ない場合では根の発達が弱まり、根いたみや生育不良につながります。

カルシウムは根の給水に伴って吸収されるため適切な水分量でないと生理障害が起きやすい状態になります。

② 塩基バランスの崩れ

カルシウム・マグネシウム・カリウムの理想的な塩基バランスは5:2:1と言われておりまして、このバランスが崩れると塩基同士でお互いの吸収を抑制(拮抗作用)することがあります。

二酸化炭素発生装置を取り付けているところが増えていて栽培中にカリウム欠乏が頻発し、大量のカリウムを入れたところ、塩基バランスが崩れ、マグネシウム欠乏やカルシウム欠乏が増え始めたなんて言う相談が最近は増えたように思います。

他にも土壌中の窒素量が多い場合にもカルシウムとの拮抗作用が発生するなど聞き及んでおります。

 

単純にカルシウム欠乏といっても様々な要因がありカルシウムを入れても効果がない場合もございますので一度土壌分析や潅水方法を考えてみてはいかがでしょうか

 

商品紹介

「葉力」は有機酸のカルシウム・マグネシウムを配合していますが

カルシウム欠乏症の対策に苗には2000倍の希釈散布で高い効果を発揮しております。

葉力 有機酸のカルシウム・マグネシウム材

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